面白かった！
設定や脚本のドタバタ感と行き当たりばったりぽい前置きの回収がなかなか良かった。
しかしテンポやコメディがあまりハマらず。笑えたのだが軽い笑いばかりでテンションは一定を保ってる感じ。
とりあえず個人的には俳優で見れた感覚はある。
堺雅人、香川照之、広末涼子が出てから画面はそこそこ楽しかったけど、違う人だったらここまで楽しめてなかったのかもしれない。
キャラクターの好感度コントロールが秀逸だった。どのキャラクターもややクレイジーな感じだが、根からの悪というわけではなく応援しやすい。香川照之のキャラクターも最初は人殺しだしな〜ともやもやしてたら安心した笑
殺しは境界線またぐので作中に出すならなかなか緊張感というか危機感があるが、この映画はやや唐突というかぶっ飛び感はあるがそこら辺は安心できる。
あとはテンポはそんなによくないと感じた。視聴時間よりも悪い意味で長く感じる。退屈な画面も多くそこまで面白い！とはならなかったかな。
ただこの先どうなってしまうのだろう？という疑問が担保されるのでそういう意味ではしっかり面白く見れる。
キャラクターがとにかく良かった。ウダツの上がらないアホと記憶をなくした秀才とズレてる真面目ちゃんなどなどの人物が見てるだけでくすくすできる笑
個人的には登場人物が一堂に会するシーンが計画が一瞬で崩れて一番笑えた。
広末涼子のロング初めてみたかも。かわいい。
面白かった！良き邦画コメディ。
