クルーザー爆発事故の謎についてのニュースが流れていた。その画面が消えた後、全ての現象には理由があると鉄球を使い説明する湯川。その後、大きな実験をし内海に説明した。
これは、ある男の話し。彼はアパートから家を出てホームレスの前を通り、お隣さんがパートをするお弁当屋でお弁当を買った。
定番メンバー→湯川学(福山雅治)内海薫 (柴咲コウ)草薙俊平 (北村一輝)栗林宏美 (渡辺いっけい)弓削志郎 (品川祐)城ノ内桜子 (真矢みき)。
石神哲哉(堤真一)湯川や草薙とは帝都大学の同期。山登りが好きな高校教師。花岡靖子と同じアパートの隣人。数学に関して湯川が天才と認める男。湯川とは17年ぶりに再会する。
花岡靖子(松雪泰子)ホステスをしていたが今は弁当屋みさとを経営している。暴力的な元夫につきまとわれている。
花岡美里(金澤美穂)靖子の最初の夫との子。中学生。
富樫慎二(長塚圭史)靖子の2度目の夫。
工藤邦明 (ダンカン)靖子に好意のある男性。
平原瑤子(小松彩夏)靖子と弁当屋で働く女性。
柿本純一(林泰文)感じの悪い巡査部長。
森英太(伊藤隆大)学生。
他出演者→ 八木亜希子、石坂浩二、福井裕子、林剛史、福井博章、高山都、葵、鈴木卓爾、リリー・フランキー、益岡徹、青木一、東根作寿英、三浦誠己、松本寛也、栩原楽人、樋口浩二、森岡龍、天田益男、ささの翔太、桐本琢也他。
「殺したんですか?ゴキブリ」
テレビシリーズも大好きです。こちらの作品を初めて見た時の衝撃。何度も見てるが好きですねぇ。テレビでやっていたのでまた見た。再々レビューとなり書き直しました。
アパートの壁って薄くない所もあるんですかねぇ?私もアパートで暮らした経験がありますが隣りの人のイビキや下からの喧嘩の音がモロ聞こえてストレスすぎて不眠でした。
「僕には友達はいないよ」
友達が沢山いる、人柄もいい、何かしらやりがいがあったり生きてるのが楽しい、そんな人には、きっと理解など出来ないだろうなと私は感じた。
自立している、頭もいい。私からしたらこれだけで十分一人で生きていけるんだけども。
「今の僕の人生は充実している」
人生に絶望した男がほんの小さな事で幸せを感じ、それが全てになり生きがいとなった。どんな事で人は幸せを感じるかは、人それぞれなんだと感じた。そんな事で?と思う事でも、そんな事ではないのだと。
そんな彼、石神を演じる堤真一の演技がとにかく素晴らしい。
「君も数学科か?」「いやっ僕は物理だ」
コタツのコード、映画、ラーメン、カラオケ、ドッペルゲンガー、盗まれた自転車、雪山、ストーカー行為、12月1日と2日も印象的。
松雪泰子はナチュラルなメイクだけど、とにかく美しいし、グレーのコートと黒のマフラーがめちゃくちゃ似合う福山雅治もカッコいい!。
「そこのお嬢さん、お茶!コーヒー!」って…まだ女が下に扱われた時代なのか?。
「もし先生が痛みに耐えられないなら私も一緒に受け止めます」
17年も会わずにいた人、どんな人にもいるよね、会わなくなった人。その会わない間の時の中には変化があるのに、こんな人ってイメージで止まったままの事が多い気がする。
愛によって生かされるってのは本当にある気がする。ダメな事など分かっていても愛によっての殺人。
何故そうしたのか?真実が明かされるまで、明かされたとしても、きっと分からない人には分からない。彼がニコニコしたりフッと微笑む事のない人生に、あのピンポーンから彼にとっては光が差したのだろうと私は思った。
KOH+の最愛は最高に良い。タイトルにきちんと意味がある事に映画を見終わると気付きますね。
長塚 圭史→長塚京三の息子であり常盤貴子の夫。映画「さくらん」「遠くの空に消えた」「シン・ウルトラマン」「百花」「バケモノの子」など。
金澤 美穂→ドラマ「あなたの番です」映画「魔女の宅急便」「心が叫びたがってるんだ。」「哀愁しんでれら」など。
伊藤隆大→21歳で亡くなられた伊藤淳史の弟。映画「シャイニング」ダニー・トランスの吹き替え。ドラマ「のだめカンタービレ」など。
小松 彩夏→ 実写版の「美少女戦士セーラームーン」愛野美奈子=セーラーヴィーナス役。ドラマ「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」など。
鈴木 卓爾→ 「ゲゲゲの女房」を制作した監督。