くろねこヤマ子

アマデウス ディレクターズ・カットのくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

4.1
劇中の
サリエリ目線で言えば、

神が愛した男
モーツァルトを、
神に愛されなかった男
(つまりはサリエリ)が
彼とのエピソードを
振り返り、語る物語。

180分の
ディレクターズカット版であっても、
長さを感じず、中弛みもない。
サルエリとモーツァルトの違いを
上手く対比させながら
物語を運んでいく旨さ。

18世紀の話だけれど、
80年代に撮りました!という
空気があるある感がまた、
今となっては
ちょっとワクワクしたな。

近頃観た
「プラハのモーツァルト」に
違和感を覚えたのは
この作品の印象が
深いからなのだと思う。

ゲスい感じがモーツァルト♪
(褒めてます)