じぇいらふ

サニーサイドのじぇいらふのレビュー・感想・評価

サニーサイド(1919年製作の映画)
3.4
🎩🦯フォーエヴァー・チャップリンは制覇するぞシリーズ③🏨

初鑑賞。短編といっても30分ある中編。同時上映は名作『キッド』。
ギャグシーンひとつひとつはさすが面白いけど、なんかストーリーがごちゃついてまとまってない感。
『一日の行楽』の前作で、これもチャップリンが私生活結婚問題のゴタゴタで大スランプ中の作品らしい。
ヒロインは、いつものエドナ・パーヴァイアンス。

🎞️朝。オーナーと使用人チャーリーが目覚める、、、ちっとも起きないチャーリーに怒り心頭のオーナー💢笑~はじまり

📖村のホテルの使用人チャーリーは、毎日オーナーにパワハラされながらも、村娘への恋に邁進中。そんなとき、ホテルに都会のイケメン男がやってきて恋のピンチが。。。というおはなしってこういう展開多いな笑。

冒頭の起きる起きないで結構尺を採る笑。100年前から今と同じ目覚まし時計⏰はあるのね。

村のホテルは酷い荒れようで、ホテル内の草を草刈り器で刈るチャーリー笑。全然繁盛してないのわかる。
砂糖入れすぎ問題笑。こういうやっちゃいけない事やるの子供にもウケるよね。

イケメン男のステッキにライターがついてるって仕様、この時代の流行なんかな?これはこれで多分都会的イヤミな表現な気もする。マッチくくりつけて真似するチャーリー笑。

『キッド』と同じく、途中妖精??が出てくる幻想シーンあり。こういうのやりたかった時期らしい。
いやチャップリン若い子大好きだから、単に沢山女の子を出したかっただけかも笑。

最後あたりで、車に惹かれそうになってから後の展開も???な感じで、一瞬フィルム飛んでる??とか思ってしまった。
結局フラれるんか?と思いきやそうではなかったらしいけど、ここら辺もなんだか無理矢理な感じです。
いろいろ公私ともに混乱してる感じありの作品ですが、それも面白い。