ぬ

ジェーン・エアのぬのレビュー・感想・評価

ジェーン・エア(1944年製作の映画)
3.6
上下とある小説を90分に凝縮したものだけどいい感じだった。
ジェイン・エア、実写化されるたびにメインキャラ二人が原作よりめちゃめちゃ美化されるよなぁ。
相変わらず初っ端からロチェスターの良さがわからん。無理。
高圧的でめんどくさい若い女好きのオッサン。
と思うけど、ロチェスターっておそらくジェインにとって、はじめて深く関わって恋愛を意識した相手なんだろうね。
ロチェスターは「俺を好きになるのはカネ目当ての女ばかり」みたいな感じだけど、まぁカネ以外にいいとこないんだから仕方ねぇだろ…としか思わん。
原作ではセント・ジョンもクソよな…
社会のおかしさに屈しない頑固で反抗心に溢れたジェインが、オッサン共に惑わされるシーンは胸が痛むわ…私がそこにいたら止めらるのに…やめときジェイン…
ヘレンとベッツィー好きだわ…
出てくる女たち、性格が悪い伯母ですら、現代に生きていたら、違う選択肢を選んでもっと幸せになれていたんじゃないかと思う。
ぬ