フランス文学を学ぶきっかけの一つと言えるマリー・アントワネット。愛らしく可愛いらしく自由な性格の彼女が若くして宮廷で暮らす。心に秘められた宮廷の退屈で窮屈な生活から生まれる孤独。
彼女の生き方は誰よりも美しく輝き一瞬で枯れてしまった儚い花のようだ。この映画の見所は何と言っても衣装と煌びやかな宮殿。ドレスや靴や傘が本当に大好きな色ばかりでどれもが可愛いくて、小さい頃憧れたお姫様の世界。パーティーや賭け事も華やかだ。キルスティン・ダンストの演技も端麗ながら繊細な表情で感情が伝わってくるようだった。
現実のお姫様の真実が描かれた映画
