anzu

汚れた血のanzuのレビュー・感想・評価

汚れた血(1986年製作の映画)
3.8
前に映画館で上映していたので、大学生の頃ぶりに鑑賞。

実は大学生の頃は、『TOKYO』を観てからレオス・カラックス監督には苦手意識があって。
でも、不思議と彼の作品は、観た後に何度も思い出すし、解釈していくうちに「また観ようかな」という感情が生まれる。

久しぶりに観た本作は前とは全く違う見え方がして、主人公の愛を叫び疾走する生き様が胸に刻まれる。

そして何よりも、ビフォアシリーズをこよなく愛する私にとって、飾らなくも美を纏う若きジュリー・デルピーが出演していて感無量。それに加えてジュリエット・ビノシュときたら…目の保養でしかなかった。

デヴィッド・ボウイの曲と重なるシーンは必見です。
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