apricotさんの映画レビュー・感想・評価

apricot

apricot

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.2

何故今まで観てこなかったのか不思議。
ここまでアンニュイな雰囲気を漂わせている青年を観たことがないと衝撃を受けた。

今作も予備知識なく、ジャケットのタージオはてっきり女性だと思っていた。笑
そんな中
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ディズニー実写化史上、最高にスタイリッシュでめっちゃ好きだった。
"マッドマックス〜怒りのデスロード〜"でアカデミー衣装デザイン賞を受賞している方が今作に携わってるということで公開前からずっと楽しみに
>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.0

映像の美しさに関しては、ソフィア・コッポラは絶対に裏切らないので観る前から期待してました。

そして期待裏切らず、ローラの日常生活でさえも一枚一枚の描写が作品になりそうなくらい綺麗。メキシコでローラが
>>続きを読む

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.8

フランス文学で一緒だった友人にオススメしていただき鑑賞。

軽い独身男性が、ひょんな事から男女の立場が入れ替わった世界に。
男女逆転の世界が自分が想像している以上に違和感があって、驚きと発見?の連続。
>>続きを読む

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

4.0

凄いマニアックな作品…ずっとハラハラさせられて魅入ってしまった。

昏睡状態の相手に想いを寄せる2人の男性の対比。一方は彼女がいつか目覚めたら想いが通じ合うかもしれないという希望に満ち溢れ、もう一方は
>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

A24配給ということで応募させてもらい、前に試写会で鑑賞させてもらいました。

アメリカに移住してきた韓国人の家族。
農業での成功を夢に描く旦那と目の前の現実を見る妻との間に少しずつ入る亀裂。子供たち
>>続きを読む

大いなる遺産(2012年製作の映画)

3.8

ディケンズ原作、イギリス文学の作品ということで期待を込めて鑑賞。

恥ずかしながら予備知識はなかったのですが、ゴシック調な雰囲気を漂わせた世界観がとても好みでした。
ヘレナ・ボナムカーター演じるミス・
>>続きを読む

SAYURI(2005年製作の映画)

4.4

高校生ぶりに再鑑賞したけど、たまらなく好きです。

客観的に撮られた日本ってもどかしく感じるときもあるんだけど、今作は凄く美しく描かれていたように思う。
役者も日本人だけじゃないし、文化にも少し異国が
>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

4.2

たまらなくかっこいい邦画に出逢ってしまった。
窪塚洋介さん好きです。

「名前ってなに?バラと呼んでいる花を別の名前にしても美しい香りはそのまま』
〜ロミオどジュリエット〜

"在日韓国人"である主
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

この美しい映像を映画館で観ることができて良かった。

「ノマド=遊牧民」
遊牧民、つまり家を持たずして生活すること。
主人公がノマドとしての生活を始めた1年間を四季を通して描かれている今作。シビアな側
>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.6

ずっと観たくて、久しぶりにTSUTAYAまで足を運びました。
舞台である一つの村、床を黒板のようにしてチョークのような白線で家の敷地などが描かれている。障壁もなく、村の人達の生活も見渡せる中、3時間の
>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.4

filmarksのオンライン試写会で鑑賞したので記録。ジャケットが可愛すぎて応募してしまいました!

何も考えずに軽く観るには丁度良い感じのアメリカンコメディ。カラッとした夏にお洒落なプール、周りに何
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.8

最近、ヨルゴス・ランティモスにどっぷりハマっていて、その中でも今作凄く好きだったので記録。(他の作品もどれも好き…フランケンシュタインも楽しみです。)

こんな完璧なホラー見たことないと思うぐらい、素
>>続きを読む

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.8

今作は帰還兵が平均年齢75歳?くらいのベテラン俳優が勢揃いで驚く。役者がここまで揃ってると深みのある作品になるはずだ。
ピーター・フォンダとクリストファー・プラマーに関しては遺作…個人的にはクリストフ
>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.8

好きすぎてずっと書いてなかった!
父が大好きな作品で、小さい頃に大雨の日もレインコートを着て遊んでいたのは、今作の影響だと思う笑
アマプラで観れるけど、DVDもしっかり持ってます。

ジーン・ケリーの
>>続きを読む

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.8

すごく可愛いらしいフランス映画でした。人魚の涙を予告編で見たとき、ミシェル・ゴンドリーかと思った笑 ファンタジーな内容に合わせて撮り方にも遊び心があって、絵本の中に迷い込んだみたいで楽しかったです。>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

時間に空きができたので、急遽新宿シネマカリテまで。シネマカリテの作品は好みのもの多いです。笑

全く予備知識がない中での鑑賞。普段も観る前には極力あらすじとか見ないようにしているのだが、今
>>続きを読む

野球少女(2019年製作の映画)

3.8

社会人になって映画に触れる機会が減っていたのですが、久しぶりに試写会で鑑賞したので記録。

propagandaのポスターがめっちゃかっこいい今作。主人公ではなく、"周囲の人達の変化"が興味深かった。
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

今年は映画沢山観たい!と思っています。

ウディ・アレンは色々問題もあるけど…笑
クラシックな音楽とファッション、文学的な会話…どの作品も凄く好きで。そしていつもクスッと笑える要素が散りばめられ
>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.7

最近、ホラーが観たくて名作からB級のスプラッター映画を漁っています。

今までのロマン・ポランスキーのクラシックなイメージを裏切らない作品でした。
ホラー特有のパニック系の驚きもなければ、グロい描写も
>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

ポン・ジュノ監督のは"パラサイト"と"TOKYO!"
と3作目でした。まだ全然観れてないけど、どれもやっぱり違うなと思いまして。
新聞記事にて、日本の映画では企画がある上で監督が入るという形式が多いの
>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.8

"フローズンタイム"が大好きで、それを観てからは深夜のスーパーマーケットで働くのが密かな夢だったり…今作はドイツの大型スーパーが舞台というだけでたまらなく気になって鑑賞。
無口な主人公クリスティンの薄
>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

4.0

トータルで普通に良い映画とトータルは微妙でも最高のワンシーンがある映画だったら、確実に後者の方が特別で。
この映画が全体を通して微妙だった訳では決してない。ただ"たまらなく好きなシーンと台詞"があった
>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

3.8

ラースフォントリアーの作品が久しぶりに観たくなって鑑賞。(今作のジャケットはキルスティンダンストが花嫁姿で水辺に浮かんでいる描写で、ハムレットのオフィーリアを想起させるようで観るのが楽しみだった。)>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

久しぶりにお気に入りの映画に出逢えたので。
音楽が流れ、色鮮やかな家の中でブーツカットが可愛い青い洋服を着た美しい少年のダンスで始まる。その美しい少年、カルリートスの視点で進められる本作。彼にとって盗
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

デンマーク舞台ということで映画館で鑑賞。
あらすじを読んだとき、"ザ・コール"のような感じかなと思ったけど、それよりも聴覚で楽しめるサスペンスだった。
電話先の状況が映し出されないと、相手の話を汲み取
>>続きを読む

ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

3.8

飛行機の中で鑑賞。少し古めのデザイン、力強い歌、ジュークボックスから流れる音楽にサスペンスという組み合わせに惹かれました。
ホテル・エルロワイヤルに泊まる人たちの裏がどんどん明かされていくというよくあ
>>続きを読む

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.2

バイト先で映画の会を開きまして、絶対に観て欲しいとオススメされた作品。いや、本当に好きでした。優しい光に包まれているような映像、物語、音楽、全てが美しかったです。
仮装パーティーの夜、眼の研究している
>>続きを読む

ロリータ(1997年製作の映画)

3.8

キューブリックの"ロリータ"と続けて鑑賞し、こっちの方が好きだったので記録。
まずロリータと初めて出会うシーンが、衝撃だった。眩しいくらいに光が差し込んだ緑いっぱいの美しい庭、スプリンクラーの下で
>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.4

大好きなウェス・アンダーソンが日本を題材に撮るなんて感動で、ずっと楽しみにしていた作品。
彼のストップモーション・アニメーション"ファンタスティック Mr.FOX"は、図書館で本(「ファンタスティック
>>続きを読む

ディーバ(1981年製作の映画)

4.2

大好きな大学教授がオススメして下さったフランス映画。"ベティ・ブルー"の監督、やはり芸術性の高い素晴らしい作品でした。
主人公郵便配達員のジュールの住んでいる内装がとても好きで、そこに敬愛するシンシア
>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.8

やはりハル・ハートリーが作り出す、ずっと曇りのような世界観が好き。「アンビリーバブル・トゥルース」も良かったけど、これもとても好きだった。
彼の描く女性にはいつも憧れてしまう。自分の考えを強く持ってい
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.2

ヒッチコックを好きになったきっかけの作品。
ワンカットの冒頭シーンが印象的。まるで美術館のように、窓から色々な人の生活を鑑賞できる構成が面白い。覗いていると、彼らはどんな人生を送ってきて、これからどの
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

アキ・カウリスマキ監督の作品は全て大好きです。「過去のない男」から彼の作品を片っ端から借りて10作鑑賞したけど、物語も世界観もどれも外れなし。まだ鑑賞していない作品も楽しみ。
好きな監督は今までたくさ
>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.2

後味の悪い映画だと噂に聞いていたけど、生涯忘れられない作品になる!と確信。

不条理な暴力…何かを考えさせられる。
鑑賞後は衝撃を受けすぎて、監督のコメントなどを漁ってしまいまして。
映画などで普段悪
>>続きを読む

オリンダのリストランテ(2001年製作の映画)

4.0

ドイツの若者ペーターが旅をして辿り着いたオリンダのレストラン。異国で1人の心細い空間がオリンダの不器用な優しさによって温まる。この2人に焦点を当てて物語が展開していく。よく考えたらこの組み合わせって違>>続きを読む

>|