広島カップ

ビジョンズ・オブ・ライト/光の魔術師たちの広島カップのレビュー・感想・評価

3.5
邦題から映画製作スタッフの中でも地味な照明係の特集なのかなと思って観始めたのですが、カメラマン達のドキュメンタリーでした。

1920年代から映画の歴史に伴う撮影技術の変遷やカメラマンの仕事内容、著名なカメラマンの紹介などで構成されています。
正直なところ撮影技術についての解説はついて行くのが大変で良くわかりませんでした。

映画は総合芸術で色々なスタッフが協働して作品が出来上がることは理解しています。
なかでも特にカメラマンの重要性は高く、映画の黎明期にはカメラマンがほとんどをやっていたとのこと。当時の監督の主な仕事は役者の演技指導だったらしい。

毎度映画を観る度にこちら側に感覚的に飛び込んで来るのがカメラマンの仕事。目で見る芸術なので当然です。
映画を理解するのには彼らの仕事への理解が深い方が絶対に良いと思うのですが結構これが難しい。映画学校を卒業していたらなぁと感じる事も多く、撮影技術について云々書いてあるレビューを見るといつも羨ましく思います。
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