金鉱から金を持ち帰る仕事を受けた三人の男たち。
それぞれに小さいが確かなプライドを持ち、それが途中で出会った結婚騒動に巻き込まれ、例によって銃撃戦になっていく。
本当に『なんでもないプライド』の話。
巨悪が出てくるわけでもなく、ちょっとした苛立ちやエゴ、時代の歪みのようなもので出てくる軋轢が主人公たちを襲う。
ちっぽけなプライドで生きてきた男たち。
器用でもキレイでもないが、それでも彼らは激動の時代を生き延びてきた。
チーム編成の年齢設定が上手く機能していました。
圧倒的なヒーローが痛快に蹴散らす類では有りませんし、どのキャラクターの行動理念も利己的な部分が垣間見えます。
ただ、それが厚みを生み、面白い。オススメです。