定住の無いほぼホームレスのマイケルオアーをリーアンテューイが家族同然に迎え入れる。SJ、コリンズ、ショーンも協力
マイケルの身体能力の高さからアメフト選手として成功させ、大学へ奨学金を受けられるまで育てるお話
実話を元にした作品となっているけど、この作品は事実と異なる描写が多く指摘されている。
大抵の実話元は脚色されているのは常套で全て事実とはいかないけど、ただ一点気になったのはマイケルの友人でもあるスラムでの仲間達とリーアンは面識が無い。
会った事も無いのでもちろん挑発された事実も無い。
こんな余計な演出がむしろ差別を招く印象を与えてしまっているのでは無かろうか？
しかも全米ライフル協会の会員とかまでオマケ付き。笑
マイケルもテューイ家とは今でも仲が良く幸せそうなので気にするので程でも無いけどねえ、たた…
キャシーベイツが扮する家庭教師が「サカジャウイアの様に導くわ」誰だろう？
気になると途中で調べる
西部開拓時代にインディアン女性サカジャウイアが開拓調査団の通訳をし、かなり貢献したらしいです。
またその仕事をしていく内にサカジャウイアと離れ離れになった兄弟と再会出来たとかお涙頂戴的な感動話もあり。
もう一つ、マイケルが小論文の課題探しでショーンが「半リーグ、半リーグ…」と熱弁するシーン。何だよそれと思ったけど
クリミア戦争のバラクラヴァの戦いで上官の誤った指示で大きな犠牲をはらった「軽騎兵隊の突撃」の詩の一節だった。
どんな酷い君主(上官)でも一度忠誠を誓ったなら最後まで従う。
騎士道精神ですね。
何故犠牲を払ってまで命令を順守するのかをマイケル自身が出した答えが滲みましたね。
ミシシッピ大へ行きたい理由が「両親がミシシッピ大出身だから」となっているけど
実際には「家が近いから」である笑
テューイ家があるメンフィスとミシシッピ大は30マイル程度、いつでも帰れる距離ですね。
納得です。
