とんちゃん

PKのとんちゃんのレビュー・感想・評価

PK(2014年製作の映画)
4.0
PKとはインド(ヒンディー語?)で酔っ払いを意味する。
「異星人はヌーディスト」
そのヌーディストのアーミルカーンはマッチョ代表格。いつも思うのだけど、どうしてこうも筋肉質な男程その肉体美を見せたがるのか。
多分、いや絶対アーミルの要望でこの様なオープニングにしたに違いない笑
ターミネーターのシュワちゃんだってそうに決まっている笑

今回彼が演じるのは地球に調査をしに来た宇宙人PK。しかし地球に着いた早々からリモコンを奪われてしまう。そのリモコンが無いと宇宙船を呼ぶ事が出来ず帰れない。リモコンを取り戻すべく旅が始まった。
素っ裸なのでとりあえず衣服を手に入れるべく取った行動が面白い。
揺れ動いている車の中から衣服を手に入れている笑。けど手に入れた服が男モノばかりなんだよね。何故か女性モノは手に入らない。そう言う事なのね笑

ヒロインのジャグー役、アヌーシュカ・シャルマが美しい。アーミルカーンよりニ回りも歳下の24歳。「マダム in NY」のシュリデヴィ・カプールといい、インドは美人が多い。アヌーシュカはこの作品で一気にブレイク。今やインド映画界のトップ女優になる。

ジャグーはベルギーで知り合ったパキスタン青年と結婚の約束をするも捨てられ傷心する。そんなある日、ヒンドゥーの神々に「行方不明」と書いた謎ビラを配る男を目にする。なんでも、願いごとをしても叶えられないのは「かけ間違い」であるからと言う。
そんな彼こそがPKであった。

後にジャグーの父親が崇拝するタパスティ導師と対峙するPK

大抵多くの新興宗教の教祖や導師といったトップは悪人ヅラしている気がする。
ここでクレジットされていないけどサウラブシュクラが演じるタバスティも太々しいラスボス感が漂う。笑
けど、どこか憎めなく愛嬌すら感じる。三波伸介(懐かしい)に似ているからか。
検索したら二代目三波伸介に似ていた。面白いな笑
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https://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/img/im_n088_17.jpg

ラストの落ちも笑えた。