すずき

ビバリーヒルズ・コップのすずきのレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)
3.5
デトロイトの刑事、アクセル・フォーリーは正義感は強いが、度々規則違反を起こす問題刑事。
ある日、ビバリーヒルズで働く幼馴染の悪友マイキーと再会するが、その晩マイキーは殺されてしまう。
アクセルは捜査から外された為、休暇を取って単独でマイキーの死の真相を探る為、ビバリーヒルズへ。
マイキーが働いていた地元の有力者メイトランドに聞き込みに向かうが、乱暴に追い返されてしまう。
更にその事をきっかけに、アクセルは地元警察に目をつけられ、尾行されてしまう…

エディ・マーフィー主演の刑事物。
「バッドボーイズ」のウィル・スミスみたいなイケイケな富豪刑事かと思ったら、デトロイトの下町で叩き上げの庶民刑事がオンボロ車に乗って、ビバリーヒルズで捜査する話だった。
テレビ放送で観たいタイプのちょうどいい映画。

エディ・マーフィーのキャラクターと、吹替がマッチしていたのが良かった。
今回は山寺宏一Ver.の鑑賞だけど、テレビ朝日版の富山敬Ver.も聞いてみたいな。

あと音楽も時代感あってイイ感じ。
何かのテレビCMで聞いた事ある曲だったけど、この映画のBGMなのね。

クライマックス、金持ちの邸宅に銃で武装した主人公達が攻め込む、という所は「男たちの挽歌2」を思い出した。
あそこまで派手じゃないけどさ。
アクションシーン的には、オープニングのカークラッシュが一番迫力あった。
たまにそーゆー映画あるよね、クライマックスより最序盤のアクションがピークだったな、って作品。

クライマックスに主人公が、ラスボスに結構大口径の銃で肩を撃たれてた様な気がしたけど、何故か割とピンピンしてる。
掠っただけだったのかな?思いっきり肩の真ん中に命中してたけど…。
で、今ラスボスの銃を検索してみたんだが…S&W M29つまり「ダーティーハリー」の44マグナムじゃねーか!
腕吹っ飛んでてもおかしくないんですが…