クリムゾンキング

シーラ山の狼のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

シーラ山の狼(1949年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ピエトロはオルソラという娘と付き合っているが厳格な兄ロッコは「んんん、許るさーん!!」と大反対、しかも無実の罪で逮捕された挙句に脱獄した折に母親諸共殺されてしまった。
幼き妹ロザリアは天涯孤独となるがその後しばらくして美しく成長して、憎きロッコに近づくのであった。

恋愛ものと復讐ものが混ざった感じだけど特に血がドロドロの復讐劇てわけではなく、ロッコと婚約するけど息子のサルヴァトーレと駆け落ちして村の笑い物にするっていうちょっと回りくどい復讐。
だけど実害食らったもう一人の犠牲者オルソラが「兄ちゃんいい加減にしろ」と撃ち殺してしまう。

彼女の境遇考えるとその行動もまあ納得、湖畔というロケーションも相まってなかなかいい情緒があった。
全体的にそんなに面白いなー!てほどじゃなかったけど時間も短いし良かった。