まるで僕も呆けてしまったように、
見たことある場面、聞いたことあるセリフの数々に、「あれ、いつぞや見てるな」と思いながら、なんでこんないい作品を忘れてしまっていたのだろうかと、歳とると感じかた変わるんだなぁと、いつだかわからないけど、そう遠くはないはずで、自分が若かったのかとおもう。
女性陣がみな素晴らしく、(宮崎あおいは少しわざとくさくて恥ずかしくなってしまうが)景色や光の捉え方もとても優しく。
原田さん作品の会話のテンポも心地いい。
人は歳をとる、家族との別れもくる。
親が、呆けるとは分からないが、呆けて欲しいなんていうのもちがうが。
いろいろあってもゴールはひとつ。
最期には聞いたことないこといろいろ聞いてみたいなぁ。