きんゐかうし卿

シャッター アイランドのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 


自宅で鑑賞。P.K.ディック的な話。原題"Shutter Island"はアナグラムで「Lies and Truths」と「Truths / Denials」と云う二種のセンテンスになる。冒頭船のシーンから他にも終始、合成の粗さが目立つ。メリハリの無い混乱した描写は途中でラストが読めてしまい、意外性が無かった。衝撃度を増す描き方が他にあったのではないかと思われ、殆ど本が活かされてなく残念。よく練られた本だろうがあくまで言葉遊びが多く、そもそも映像には不向きだったのでは……ギリギリの合格点。60/100点。

・三本連続鑑賞した内の二本目。当初は監督としてD.フィンチャーが予定されていた――もし実現していれば雨のシーンが増えたのではないでしょうか(^^;

・鑑賞日:2011年8月28日
★☆ 某サイトより転載 ☆★