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暗黒街の弾痕のriyouのネタバレレビュー・内容・結末

暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

前科三犯のエディは理由はどうあれ既に罪を犯してしまっている。それは覆せないという話。
せっかく助けの手を差し伸べてくれた神父を殺してしまう。神父の言うことが信じられない。「神父」である。神の代理者だ。
つまりこれは、人間がそもそもそれがほんのちょっとした誤りであっても罪を犯してしまったら後戻り出来ないと言っている。原罪から逃れられないぞ。疑ったらいけないぞ。と。
神父を殺してしまったんで、こうなったら神なんか知るかというわけで、一度きりの人生を愛する人に捧げる。
途中でタバコを買ったときにたまたま近くの住人に気付かれて通報されてしまった。悪いことは必ず誰か(神様)が見てますよみたいな。うるせぇ!あと少しで国境を越えられるんだ!
とはいえ、国境は越えられないんだよね。絶対。必ず審判されますから。
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