不器用な生き方だけど芯は通っている★4.0!
人間善悪の境が判らなくなる時がある・・・エディ(H・フォンダ)が人を信用できなくなっている状態でいくら「俺を信用しろ・・・」と言っても、例え神父さん…
フリッツラングのトーキー映画。
お約束をあまり知らないため、忙しない展開に効率悪く振り回されて疲れる節はあるが、愛し合う男女が世の中の軋轢に反発し、死ぬしかなっていくのを飛躍なくシームレスに描いてい…
記号が虚偽を指し示すというモチーフは「偽なるものの力能」(ドゥルーズ)を先取りしており、『条理ある疑いの彼方に』や『黒い罠』に至りさらに烈度を増すことになる。冤罪も『激怒』などラング的なモチーフで、…
>>続きを読む刑務所で3年間のお務めを終え、娑婆で自分を待ちつづけた恋人と晴れて結ばれた男。だが、出所早々、強盗殺人の冤罪を着せられて逮捕、「前科三犯」の彼に弁護の余地はなく、無実のまま死刑が確定してしまう……
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今まで観たフリッツ・ラング作品の中で特に『M』は超絶傑作だったけど、それに負けず劣らず本作も傑作だった。
まだ古典映画の鑑賞本数は少ないので相対的な評価は中々自信が無いけど、フリッツ・ラングの映画技…