新年早々なんか挑戦したくなっての鑑賞。
延々続く妄想世界、だいぶイッちゃってます。
あと、虫嫌いな人はたぶん観ないほうがいいです。
害虫駆除員兼薬物中毒の主人公、ハイな気分のままウィリアムテル・テルごっこで妻を射殺。
インターゾーンなる都市へと現実逃避...
あらすじ書いたけど、自分としてはこんなのあんまり関係なかった。
とにかく目を引く造形のクリーチャーや冗談きついぜと言わんばかりのタイプライターを楽しみつつ、ほのかに薫ってくる現実逃避に依存してしまう人間の業を嗜む。
いろんな文章の継ぎ接ぎである原作から着想を得て、監督が脚本を書いたらしいですが、原作者バロウズを彷彿とさせるエピソードも満載で個人的にはそのへん知ってた方が楽しめるんじゃないかなと思いました。
終始ドラッグやってるような映像+話の内容もあるようでない印象。
まさにぶっ飛んでる構成のくせに全体の雰囲気はどこか穏やかに感じたのが不思議です。
不気味クリーチャー、空想、変な話などが好きだと何故か引き込まれる魅力はあると思いました。
