NIELSEN堀内

裸のランチのNIELSEN堀内のレビュー・感想・評価

裸のランチ(1991年製作の映画)
4.0
ウィリアム・バロウズ原作の小説を独自の視点で映画化したデヴィッド・クローネンバーグ監督作品。ウィリアム・テルごっこで妻を射殺したバロウズの逸話を盛り込んだり、カフカ的な幻覚や虫(主にG)の要素がグロテスクに全編を支配して居る不条理な世界観。 害虫駆除剤を麻薬の様に使い、クラーク・ノヴァ、インターゾーン等の謎な言葉を駆使してひたすらバロウズの神経症的な内容とクローネンバーグの拘り抜いた感性が炸裂した映画でした。
NIELSEN堀内

NIELSEN堀内