マンチェスターユナイテッドの選手たちが乗った飛行機が墜落した事故。
通称ミュンヘンの悲劇。
その前後の出来事をドラマ化した作品。
1950年代の出来事なので、主力はまだ若手ばかり。
その中で悲劇も経験するクラブのレジェンドの、ボビー・チャールトンを軸にカップ戦を勝ち上がっていく。
当時はまだチャーター機で直接現地へと向かうことがなく、移動はかなりの労力を要する。
その乗り換えが悲劇を生むのだが、そこからの再生も早い。
選手にとっては悲劇だが、それでもクラブは残っている。
止まることなく前進するのが死んだ者に対する報いでもある。