Newman

名もなく貧しく美しくのNewmanのレビュー・感想・評価

名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)
3.7
皆さんの評価は高いですね。私は、最後が気に入りませんでした。あんな終わり方にする意味があったのでしょうか?そうしなくたって十分にタイトルの意味は出せていたと思うのです。でも実は私には「名もなく貧しく」という映画かなと観ていました。たくさんのお金は必要ないと思いますが、やっぱり人並みの生活ができるくらいのお金がなくては美しく生活するのは難しいかも知れないなと思いました。原泉さんという女優さんが高峰秀子さんのお母さんの役だったのですが、怖いお母さんの役が似合いそうな雰囲気でしたが、耳の聞こえない娘のことを気遣ってくれるいいお母さんの役でした。Wikiで調べたら作家中野重治の奥様とありました。この映画の前に観たのが、「恋は五・七・五!」で吃音の男の子が出てくる映画で今度は耳が悪くて手話だったので話のテンポの早い映画が好みの私には非常にまだるっこしい映画に感じました。そうそう若かりし頃の草笛光子さんが高峰秀子さんのお姉さん役で出ていました。今と全く変わっていないというと草笛さんに「今よりずっと綺麗だったわよ」と怒られそうですが今の顔の感じがおばあさんになっていないのがよく分かりました。加山雄三さんもちょっとだけ出ていました。
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