アポカリプトのNewmanのネタバレレビュー・内容・結末

面白かった。確かどこかに「マヤ文明が」と書いてあったのを読んだ気がするのだが、これは南アメリカの現地人同士の争いの話かと思って観ていた。それでも観始めたらやめることができなかった。こりゃどうなるんだと思って。マヤ文明が生け贄などを求めて部族に攻め込んだという話だと少しずつ納得していったのだがこれってそれだけじゃ人間は長い歴史の中でずっと殺し合いをしてきたのだというだけなのじゃあ期待は薄いかと思って。生け贄を逃れたたった１人が逃げ続けずっとジャングルの中を追い回される。長いこと追い回されて海岸にたどり着くとそこで見たのは大きな帆船だった。平和に暮らしていた部族をより進んだ文明を持つマヤが焼き尽くしたがその後に来るのはより強力な武器を持ったスペイン船であったのだと納得。「猿の惑星」を観ているようでした。なかなかいい出来だなと感心した。
ちょっと話はズレるのですが、アヘン戦争って英語で何て言うんだろうと考えてしまった。歴史は勝者に都合のいいように書かれているなら英語ではアヘン戦争とは言わないのかと思ったのだ。アヘン戦争そのままでした。そりゃそうだよな。歴史は西洋が名付けた名前を当然にそのまま使っているに過ぎないのだものなと納得はしたが、イギリスの恥もそのままなのだとそこには感心した。