ぶちょおファンク

男はつらいよ 寅次郎夢枕のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★3 終盤★3.5

すぐに惚れちまうのがオトコ(オス)の性(さが)で、
すぐに惚れさせるのがオンナ(メス)の性。

オトコはオンナゴコロまでは理解できず鈍感で、
なのに恋はやめられない、
野暮な生き物じゃござんせんか…。

今回は寅さんがマドンナお千代(八千草薫)さんに惚れられるという逆パターンでしたが、
寅さんはお千代さんに対してただの同級生という感情しかなかったのかな?
オレは寅さんも好きやったと思うけど、
やっぱ色々鑑みて退いちゃうよね、逃げちゃうよね、
卑怯だよね、もったいないよね、臆病だよね。
けどそのキモチが痛いほど分かるよ、寅さん…。

確かに“両想い”で恋が成就すればハッピーエンドやけど、
寅さんが失恋して旅に出るのが基本の終わり方な訳で、
予想だにしなかったお千代さんの想い、告白に寅さんは驚いたんでしょうね!(笑
そういうトホホでバカなオトコのつらさ、
哀愁があって面白かったです♪😆

2018年7本目