ぬ

9時から5時までのぬのレビュー・感想・評価

9時から5時まで(1980年製作の映画)
4.0
めちゃめちゃ楽しい、笑える。
会社の上司から不当に扱われた社員3人が、ヤケクソになってガンジャふかしながらガチで上司の殺し方妄想発表会してるシーン、あまりに最高すぎる。
妄想シーンでアニメーションが入ったり、演出もユニークで楽しかった。
ポップなのに普通に容赦なくて、殺意ってそういうものだよねわかる〜と思った。
こんな愚痴こぼせる同僚がいるからやっていけるんだよねぇ。

ドリー・パートンは可愛くて天然破天荒、リリー・トムリンは仕事ができてサバサバしているけどちょっと早とちりでおっちょこちょい、ジェーン・フォンダはお嬢さん風だけど肝が座ってて大胆、と、3人のキャラが立ちすぎておもしろいし魅力的!
みんなかわいいけど、やはりリリー・トムリンが推しです。

にしても、この時代からフレックスや託児所のアイデアが存在してる時点でアメリカってやっぱ先を行ってんなぁと思った。

突っ込みどころは満載ではあるが、セクハラや男女の不平等といった問題を取り上げながら全体的にはドタバタコメディで笑えて面白い映画でした。
特にリアルタイムこの映画をみたアメリカで働いてる女性たちはエンパワメントされただろうと思う。
ぬ