円柱野郎

2001年宇宙の旅の円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

スタンリー・キューブリック監督の言わずと知れた名作。
極力台詞を排した演出で語られる、人類の夜明けと宇宙に進出した人間の未来。

どっからどう観ても、この映画は「凄い!」と思う。
が、観ていて楽しいかと言われるとちょっと違う気はするw

説明的な台詞がほとんど無く、基本的に画で語られるストーリーは観る者によっても様々な解釈が生まれるんだろうけど、そういう意味で一つの物語というよりは、ある種の絵画のような広がりを感じるね。
少なくとも“芸術”ではあるけれど“娯楽”ではない。

だからこそ、個人的な「こうなんじゃないか?」といった考えはその人の中でいくらでも膨らむし、それが一つこの映画の魅力でもある。
なんにせよ、謎は多く、説明は無く、観る側のキャパシティが試されますw
円柱野郎

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