タイトルもカッコいいし、主演はトム・クルーズということで期待して観たのですが私は「どうもなー」でした。なぜか、小説ではうまいこと説明が付くようになっているのかも知れないですが、トム・クルーズの奥様役のジーン・トリプルホーンにトムと同じ法律事務所のかなりの先輩役かなと思われるジーン・ハックマンが「ひさかたぶりの恋心」を抱くという設定なのですが、どうしても「今さら感」がありました。玄人相手にそのときだけの関係を楽しんでいてそれに十分満足している男という設定に思えたからです。さらにはマフィアの手先の人間が車で流していたら偶然トムを発見して追いかけることになるなどなど、不自然、偶然が重なっているように思えるなぁと観ていました。最後はマフィアの黒幕を捕まえてめでたしめでたしなんだろうなぁという期待は悪い意味で裏切られましした。ということで私には２時間半もかけて観たのに残念という映画でした。
