nanaaron

ハプニングのnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

ハプニング(2008年製作の映画)
1.1

このレビューはネタバレを含みます

バタバタ人が死んでるのに、恐るべき緊張感の無さ…

そして付随した夫婦関係の改善物語の薄っぺらさ…

全く回収されない、というか回収する気さえない伏線の雑さ…

最後まで観たことを褒めて欲しいレベルの酷さで、一貫して能天気なアルマに終始ムカついてました。

環境が汚染され、地球の自己調整システムが働き、植物が人間を感知・狙い撃ちできる化学物質を手に入れるように急速に進化します。

ガイア理論において地球が1つの生命体として機能している、つまり地球には意思があるのです。

もし、地球が意思を持っていたとして絶対に人間には分からないのです。これこそ、自分より高次な存在に振り回される気分なのだ!

ただ、分からないべき現象なんだから、分からないことに文句言うなよ!っていうシャマラン監督の姿勢にほんとうにムカつきますw

どうして特定の州しか攻撃を受けてないのか?

どうして期間限定で流行するのか?

この辺の理不尽で人間本位な謎を突きつけられて、分からないことを売りにされても…

どんなことにも必ず理由はあります、人間には分からないだけです。

分からないなら分からないで人智を超えた無力感に絶望させて欲しいのですが…求め過ぎだったみたいです。
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