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オーメン4のmaroのレビュー・感想・評価

オーメン4(1991年製作の映画)
3.0
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

『オーメン』シリーズ第4作目。
過去作との繋がりはなく、パラレルワールドの話らしい。

今回は女の子がダミアン的な位置付け。
名をディーリア(エイジア・ヴィーイラ)と言い、養子としてヨーク夫妻に迎えられた。
これ以降は過去作と同じで、夫妻の身のまわりで不審死が続き、やがてそれはディーリアの仕業だということがわかる。

ネタバレしないと感想書きづらいので、もう言ってしまうけど、実はディーリアはダミアンの遺児というオチだ。
さらに双子という設定なんだけど、二重胎児と言って、ディーリアは生みの母親のお腹の中にいるときにもう片方の子を取り込んでしまったらしい。
で、カレン・ヨーク(フェイ・グラント)がとある事故の影響で失神している間に、ディーリアから取り出された双子の弟がカレンのお腹の中に移植され、代理母的な形で出産することになる。
これは、カレンの友達だった医師がダミアンの崇拝者だったために仕組まれたことなのだ。
なんかものすごい設定だなと思うけど。

最終的にはダミアンの遺児2人が揃ったことでカレンも殺され、物語は幕を閉じるので、過去作のようにダミアンの勝利という形になる。
うーん、結局ダミアンって何なんだろうってのは、このシリーズを観てからずっと付きまとう疑問だ(笑)
いろいろすっ飛ばして事が進むのでスッキリしなさだけが残る。

そんなわけで、シリーズの中では独立した話のようなので、無理して観なくてもよさそう。
配信サービスにはなく、TSUTAYAでDVDをレンタルしないと観れないぐらいなので。
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