久しぶりに観たいな。
小説版では胎児まで遡りアレするという救いのないものだったが、気の利いたエンディングに変更する事で若干の救いと切なさが足され作品としては確実によくなった。
タイトルのバタフライ効果とは、蝶の羽ばたきのように小さい入力が元で、竜巻が発生するような大きな影響が出る現象。作中でいえばちょっとした行動が未来を大きく変えてしまうと言うものです。
これの何が大事かと言うと、例えば今の気温を入力するだけで完璧にお天気を予測できるシステムを作ったとしても、最初に入力するが0.1℃違うだけでも半日後には天気が大きく変わってしまうため不正確になってしまうという話で、カオス理論という分野になります。気温を正確に測ったとしても、きっと0.000000000001℃くらいは違ってきちゃいますよね。カオス(複雑すぎるシステム)はそれを見逃してくれません。
つまり、主人公は狙い通りになってくれない未来を避けられない宿命であったと言うこと!
今日の講義はここまでにします。
次回は散逸構造についてお話しします。
ではみなさんさようなら。