Screen7

ユージュアル・サスペクツのScreen7のレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
3.8
オープニングなのに"もう全て終わった感"あると思っていたら、時系列が前後する内容の作品だった。なるほど。
初っ端から怪しげなムードが漂っていたけど、ラストのアレグロテンポな展開も素晴らしい。ただ過去の出来事を話すだけじゃない、現代パートのキントの証言の後にもストーリーがある"フォレスト・ガンプ的"な作りで面白い。
まだ観てない方は前情報なしで観るのがベスト!

あまりに有名な作品なのでどんでん返し系とは知っていましたが、ラスト数十分くらいは正直そこまでの衝撃じゃなくない?と思っていたんですよ。でも油断禁物だったぁ。きっちり騙された。コーヒーカップを落とすシーンが印象的です。本当にコーヒーカップ落としそうなくらいの衝撃だよね。
恐れられている謎の男 カイザー・ソゼの正体が分からない状態のまま進むストーリーは、緊張感あって楽しい。オーシャンズ11みたいな話を想像していましたが、こっちの方がアクションは控えめでサスペンス感が強かったです。
最初は"人を殺さない"という約束だった任務もどんどん過激になってしまいます。ハラハラ。
偶然ではなく必然的な5人の出会い。個性的なキャラも彼らのチームプレーも素晴らしかったけど、全てはソゼの手のひらの上のお話…。
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