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百円の恋のScreen7のレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
3.8
無職&実家暮らしで自堕落な生活を送る一子。出戻りしてきた妹と反りが合わず、渋々一人暮らしと100円ショップでの深夜バイトを始める。100円ショップの常連であるボクサーとの出会いがきっかけで、いち子の恋とボクシングが始まる…!32歳でプロボクサーを目指すにはあまりにも時間がなかったが、ひたすらに没頭して練習に励む一子。たるんでいたお腹と二重顎も練習の過程でキリッと引き締まり、体つきだけでなく顔つきや心も変化が見られる。試合後狩野に言った言葉、あの頃の一子からは考えられない"生"を感じる。
子供部屋おばさん状態のひきこもりが、カッコいいボクサーになるまで。安藤サクラさんの演技はやはり惹きつけられるものがある。下剋上モノは、最初がどん底であればあるほど良いね。100円ショップのオリジナルソングが耳に残るなぁ。
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