10年ぶりくらいに観てみたら、カットの構図から来る美しさや緊迫感・数々の名ゼリフに改めて驚かされるし、
なによりメッセージが何倍も心に来た。
良くも悪くも、私も人生を生きてきたんだなと
主人公ふくめ、囚人たちの現実は本当に過酷で死にたいほどの絶望感と人生への恐怖があるし、結局救われない事もある。
そのなかで必死に生き抜く姿に勇気をもらえる
信念と優しさ・機転のあるアンディーに心動かされるのもちろんだが、真の主人公は語り部として視聴者と共にアンディーを見守っているレッドだと思う。
不満がありつつも変化を恐れる諦めの姿勢は、囚人じゃない私たちの生活にも付きまとうし、1番親近感を持てる。
エンドロール後の彼らの人生はどうなるのか分からないが、フリーマンの優しい語りでのI hopeの締めくくりは美しい。