今までで1番好き!
ダルトンボンドは人間味があっていい。
今作のボンドは私怨で動く。
同僚とその妻が襲われたからだ。
「殺しのライセンス」を取り上げられるが、
単身で麻薬王のもとに向かう。
激情に駆られるボンド。
口内を血で汚し、ボロボロになりながら麻薬王にしがみつく姿にグッとくる。
今までで最も殺意を抱えるボンド。
シリーズが抱える多くの“お約束”はそのままでも、ボンド像にほんの少し新たな一面を加えるだけでこんなに印象が変わるんだなあ。
もっともっとダルトンボンドを観たかったけどここでお別れみたい。
お疲れ様でした。