たた

銀河鉄道999のたたのレビュー・感想・評価

銀河鉄道999(1979年製作の映画)
3.5
古き良き日本のアニメーション。
前日にウォルト・ディズニーのドキュメントを見たばっかりに、20世紀前半のアメリカのanimationに未だに追い付くことが出来ない(今後も追い付く見込みがない)日本のアニメに嘆きたくなったりもするんですが。
それはあくまで根幹にある文化やセンス、方向性の問題でもあって、独自に発展してきた日本のアニメとそれを支えるひとたちの努力や発想や情熱が称賛されるべきものである事に変わりはありません。

原作もテレビもきちんと見てないけど概要を知ってれば十分楽しめるし見応えありました。
ダイジェスト的な構成でもあるのかな?おかげで上映時間の割にはテンポよく感じられて中だるみもなかった。
鉄郎がイケメンに改変されてるのはどうなんだ!と思ってたけどそれは要所だけで、おおむね愛嬌のある元々の鉄郎の表情が描かれてて安心。車掌さんは安定のかわいさ。

レジェンド声優さんたちの名演と、エンドロールはゴダイゴの名曲を大音響で聞けて大変満足!あれでオープニングがテレビ版の曲(ささきいさお)だったら泣いたかもしれない。

松本先生の漫画でちゃんと読んでたのは男おいどんくらいなので偏った感想かもですが先生の描く女性キャラは顔も佇まいも全っ部おんなじなので何だかなあって思う。
たた

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