YellTao

ボーン・レガシーのYellTaoのレビュー・感想・評価

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)
3.0
正直どちらかと言うと、ガッカリ感の方へ先にメーターが振れてしまった。
ボーンの強靭な肉体や思考能力の秘密とか、
あれだけニヤリとさせられた "スプレマシー"と "アルティメイタム"の、パメラ・ランディの行く末に。

だけどそれが逆に説得力を増した。

「人の益になる非道徳的な人間」
他作戦の参加者である工作員アーロン・クロスの姿に、一国民の優れた才能や愛国心が、国の防衛における手段となり得る姿は想像しやすい。
どれだけ大きなチカラを相手にした闘いなのか、説得力がある。
ボーンにしても、パメラにしても。
 
そう考えたら、個人の正しい価値観の貴重さが身に沁みる、意義あるスピンオフ作品なのかも。
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