Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグの半生を描いた実話に基づく作品。
今や世界月間利用者数20億人突破、ビジネス(特に広告ビジネス)スタイルを変革し、大統領選挙にまで多大な影響を及ぼした世界最大のSNS。
その制作のきっかけは、世界中の人々のコミュニケーションをより豊かにするとか、新しい価値の創造とか。
そういう純粋な夢や崇高な志があったわけでなく、好きな女の子にフラれた男子大学生のただの腹いせだったというのは驚きでした。
初めはただのイタズラみたいなサイトが、瞬く間に広がって大学生同士数人でビジネス化。
初期メンバーの想像を超えてみるみるうちに世界中に伝播していくネットワーク。
この巨大化する事業を展開するにあたって、若者たちは誰を信じればよいのか?
自分たちはFacebookをどうしていきたいのか?
若くして富や名声、地位を手にした成功者の光と影。
映画は観終わっても、マークの人生はまだまだ続くので、これからも彼がこの先どう世界に影響力を及ぼしていくのか、見守っていきたいと思いました。