公開当時に観たのでうろ覚えでした。こういう作品だったのね。
私は勝手にトム・クルーズはハズレ無いって思っている(何作も観てたらハズレもありましたが)。何て言うか、トム・クルーズの中で好きなのは、事件やらトラブルに巻き込まれて「どうなる?どうなる?」って言う、そんな作品、MIシリーズなんかまさにそう。
で、本作もそれ系。ハラハラドキドキ。どうなってんの?本当は。これからどうなんの?ていう。
出版会社の御曹司で親から多額の相続を受けて何不自由無いデイビッド(トム・クルーズ)。彼女はいるがどこまで本気で付き合っているか怪しい。そこにまた別の女性が現れて本当の恋に堕ちていく。
それに気をよくしない今の彼女の仕打ちを受け事故に会い、以降、デイビッドは何が現実で何が虚構かわからない時を過ごす事に…。
一体何が本当でどう展開していくのか?以前観た時はその辺が面白かった記憶があるのだが、歳をとって今観たら、やり過ぎ感もあってちょっと減点。
途中までハラハラドキドキする作品はそれだけで点数は高くなるのだが、それだけに着地を決めないと、最近はガッカリする様になってしまった。これはそこまで着地が悪かった訳ではなかったけど途中のハラハラ感に頼りすぎた様な気がしないでも。