國司

天使にラブ・ソングを…の國司のレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
5.0
午前十時の映画祭でリバイバル上映されてたので何度目かの再鑑賞。
何度見ても大好き 推シスター(おしすたー)はメアリーラザラス

悪役はいても、憎まれ役はいないのがこの映画のいいところ。
ヴィンスや手下にしても、ワルではあっても結局どこかで信心深くてシスターを殺すことは出来なかった。

修道院のシスター達も、自分達の聖歌隊がヘタクソってことはわかっていて、でもラザラスの手前言い出せないし何よりほかに適任がいない。
困ってる人の手助けがしたくてシスターになったのに、危険だからと街の人と接することは禁じられてる。
院長もそれはたぶんわかっているんだけど、家族であるシスターたちを危険なめに遭わすことは出来ない。
デロリスのほうもマフィアの愛人で場末のクラブ歌手をやりながら、ホントはもっと大都市の大舞台に立ちたいとか本妻になりたいって夢があって燻っていた。
出会うはずのなかった人たちが出会うことで、みんなが解放されて救われた。
國司

國司