冒頭から空想全快な少女の恋愛を追いかけていく。
急にミュージカルだったり、この少女は不治の病を抱えていたり。
とにかく演出として試したいものをすべて入れ込んだような展開を見せる。
だから後半ある程度まともになると、急に冷めたかのような雰囲気になる。
基本的には川島海荷のアイドル映画になっているが、心情をこれでもかと入れてくるのには参る。
それに友達を見下す部分はすごく嫌な奴に見えており、結局この件は要らないでしょ。
かなり違和感が全編に渡って支配していた映画だが、川島海荷が好きなら楽しめるのかなあ。