このレビューはネタバレを含みます
トムハンクス監督ラリークラウンの学生生活
2012年12月15日 18時32分
プレイトーンプロダクションほか。製作、共同脚本、監督、主演トムハンクス。
俳優監督シリーズで見てみたいと思った作品。アメリカの今やアカデミー俳優の名に相応しい
トムハンクス。
監督として第二作め。劇場予告見た時、「DVDでもいいかな?」と思った。「邦題」、内容、その感じ。
「チャーリーウィルソンズウォー」で共演のプリティーウーマンことジュリアロバーツも主演。
というか私、トムハンクス体験は、多分ペニーマーシャル監督。ある日僕は、マジ、大きくなった。ファンタジーな青春成長物語で名作「ビッグ」が初めて。
調べると、そうそう、人魚がマジでかくて、美しいロンハワード監督の「スプラッシュ」でお見かけしております。
その始まりが、テレビの「ハッピーデイズ」で俳優、ロンハワードと共演した折からのきっかけだったようです。シェイクスピアの演劇畑からのご出身だったようです。
また、トムハンクスは、コメディアン出身でもあります。ピン芸人まさしくR-1芸人。スタンダップコメディの芸人さん。「サタデーナイトライブ」でキャラネタコントやったり、
隠れた「お笑い」名作映画「パンチライン」では、バリバリのコメディアンぶりで話芸を魅せてくれます。
「演技派」になった、もとの真面目な演技派になったのは、ジョナサンデミ監督のオスカー作。ある日「エイズ」で法廷に! こちらもトムハンクスの基礎映画「フィラデルフィア」の名演技は、本当に必見。
他庶民的作品になった「グリーンマイル」で知名度を上げ
スピルバーグのザ迷子の外国人「ターミナル」
ロバートゼメキス監督の無人島でボールは、友達の素晴らしい黄金伝説ムービー「キャストァウェイ」
で
ヒットメーカーと仕事をし、一気にコメディアン脱却を図ったしだい。
80年代のブルドック映画で劇場鑑賞した「ターナーアンドフーチ」等々自分の中では
トムハンクスは、コメディアンというか、楽しい映画の役者さん的位置づけ。
どっから見てもオスカー俳優に思いたくない、見えない。いつまでも「ビッグ」の少年をかさねるイメージの俳優さんです。
そんなトムハンクスの監督二作め。
宣伝からは、そんな感動させる映画のわけない、とふんでブエナビスタDVD鑑賞いたしました。
良くも悪くも予告編の延長上。
トムハンクスの軽いラブコメと見ると
とっても面白い作品でしたよ!
トムハンクスの実は真面目な視点とクスクスジョークを楽しむ映画でございます。
決してシネコンでやる映画じゃないよなぁ。DVDスルーで充分な内容です!
トムのパンツ姿
柔らかい演技
原題の「ラリークラウン」の学生生活を楽しむ映画となります。
共演のジュリアロバーツもやっぱり綺麗ですね。
私は「エリンブロコビッチ」以来ですが、相変わらずお口が印象的なお美しさですね。
すんごくリラックスした演技で先生役を楽しんで演じてますよ!
「幸せの教室」というより
トムハンクスの「ラリークラウン」
トムのリストラ後の学生生活
みたいな軽いロマンスコメディとみてくだい。
キャストもニクいキャスティング。
タランティーノの「ジャッキーブラウン」でリスペクトを受け、再ブレイクした、セクシー女優パムグリア。イヤーすっかり大きくなっていたんでビッグりです。
それから日系俳優のジョージタケイさん。
テレビSFの長い大作「スタートレック」の方です。ネタも仕込んでありますね。
こういうアメリカン小ネタが、クスクスちょいちょいある、それを楽しむ映画です。
なんで感動大作を邦題から想像するとガックリする現象が起きます。
まあまあ軽く捉えていきましょう。
「ハッスルアンドフロウ」で印象的な妊婦だったタラジPヘンソン
それからトムハンクス製作の
傑作第二次世界大戦テレビ「ザパシフィック」から目ギョロの意地悪辛辣先輩だったラミマレックが出演。個人的に好きな俳優さんです。
メキシコ系ですかね。テレビだけじゃなく、活躍してほしいです!
物語は陽気な仕事人、ラリークラウン。リストラ後
、思いっきって学園生活に飛び込みます。そこで様々な出会いに導かれみたいなお話。
学園ラブコメです。
面白かったです。ていうかトムハンクス、年とったなぁ。あと体もビッグになりましたね。
とても「サタデーナイトライブ」の「ウェインズワールドスペシャル」で小ネタを披露していた若者の時とは、
大きな違いが見れました。
という事で
トムハンクス・ジュリアロバーツファン必見の
ラブコメディ
ラリークラウンの学園生活
気楽にご覧ください!