ハタケ

惑星ソラリスのハタケのレビュー・感想・評価

惑星ソラリス(1972年製作の映画)
4.4
寝落ちする気満々、体調不良だったので睡眠のお供にしようと思って観た。

が、なんとも映像が美しく心地よく、ただただジーッと観てしまった。

間を持たせすぎてるとは感じなかった。人間って普通にあのくらいの間で喋ったり動いたりするよね。

SF要素よりヒューマンドラマとか哲学を強く感じた。
でも最後まで観たらやっぱりSFだった。

結局惑星ソラリスとは何だったのか。観る者に考える余地を残して終わる。こういう余白のある映画めちゃくちゃ好き。

「ベニスに死す」でも思ったんだけど「映画をみたぞー」という感じ。芸術作品だよね。アメリカばっかり見てちゃダメだな笑

今まで観た数少ないSFの中で一番気に入った。
音楽も美しい。

妻美人すぎ。
編み物の服も素敵だった。

日本の道路走ってるところは流石に長かったけど、この監督のゆったりしたカメラワークは好み。他も観てみよう。


【観たきっかけ】
上田現さん
ハタケ

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