SHIROHITO

ヤング・ゼネレーションのSHIROHITOのレビュー・感想・評価

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)
3.9
『Breaking away』

初めて見たのは中学んとき。映画好きの父親が観てるのを横で観てたシリーズの一つ(なんじゃそりゃ)。生まれる前の映画だけど、個人的にすごく懐かしい気持ちになれる一本。
地元でフラフラしてる主人公ら、その地で大学生活を謳歌してる他所物たちの「冴えない俺たちvsイケてるあいつら」の構図は分かり易いし、彼らが自転車トラックレースで競い合う言わば勝ち組対負け組のアイデンティティかけたバトルは熱い。
地元を代表して闘う主人公らが、カッターズ(地元が廃れた石切り場ということから来た呼び名)の名を背負って町のみんなに応援され頑張る姿はとても素敵♫

爽やか青春ものなんだけど、ロードバイクの格好良さと憧れたものの真似をする主人公の可愛さの印象が強い。部屋にはチームのポスター貼って、イタリア語を喋る。
初めて観た時は変な奴やなーと思ってたけど、のちに自分も部屋にバンドのポスター貼りまくって髪を青っぽく染めてた高校時代を思えば、若いってそういうものなのかなーと思ったり。いやぁ〜しかし、ほんと目鼻口にピアスしなくて良かったwww
なんかそういう観た頃の懐かしさと、自分の若かった頃の懐かしさ、色々思う所あるアツい青春映画なのです。
自転車の練習でトラックの運転手が手でスピード教えてくれるシーンがなんか好き。
あとなんといってもラストのカット♫何度観ても笑う最高の締めくくりw
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