SHIROHITO

黄金のアデーレ 名画の帰還のSHIROHITOのレビュー・感想・評価

3.6
『Woman in gold』
黄金に輝くヘレン・ミレン演じるおばあちゃんが素敵でそれだけ観る価値あり!!
チョコドーナツが溶けないように指先で持って嫌味を言う感じとか、大一番の最高裁の場で緊張するバディ弁護士にアメちゃんお裾分けしたりする感じとかいちいちこのおばあちゃん好きだったw

話的には社会派で、ナチスによって略奪された芸術や引き裂かれた家族、それらを取り戻さんと国と闘う法廷ドラマなんだけど、小難しくなくたまに笑いを交えいいテンポで楽しませてくれたー!

また暗と明、過去と現在のバランスが絶妙だった。
幸せだった頃や家族を残しナチスから逃れたという辛い過去が、法廷ドラマを描く現在とうまく繋がれていて、またその見せ方が効果的にラストの感動を演出してるし、
ガイリッチーUNCLEの時とは違ってとても晴れやかな気持ちで劇場を後にできたw

ちょっと冴えない弁護士演じたライアン・レイノルズも凄く良かった!脚色だろうけど彼に赤ちゃんが産まれる展開も、家族や尊厳を取り戻すこの話の「守りたい・失いたくない」願いが一層強くなって良かった。

願わくばあと15分長くていいから、あの絵にまつわるエピソードと、法廷で闘うプランを練る苦悩や裁判シーンがもっと欲しかったかな。

とても面白く十分満足できて、
今だ略奪された10万以上の芸術作品が持ち主に返されてないって事実など色々考えさせられることも多い映画だった。

後ろの客が動くたびウインドブレーカーがシャカシャカならなきゃもっと良かった!途中ウインドブレーカー略奪しそうになったわ!あのボケー


P.S.
途中カール・ノイマンって名前出てきたんだが、聞き覚えあるんだけど誰だっけ。思い出せん。