毒舌芸人ダスティンホフマン
ボブフォッシー監督。
ラップの歌詞に出てきた人であり
ダスティンのビデオジャケ
僕の好きなビデオレーベル?「グッと感激セレクション」の格好
チリチリ頭に惹かれ鑑賞。
まず、映像が白黒なのだが綺麗だった。
美しさを感じた。
それをかき乱すかのようなブラックジョーク。
実在したスタンダップ芸人
レニーブルースをダスティンホフマンが全霊で演じます。
後半のダスティンの荒れぶり
髭ぶり必見。
「マンオンザムーン」「トークレディオ」と毒舌系映画の中でもレニーの寂しさ
身を削る言説体現ぶりはアカデミー級。
時代の波に揉まれる宿命のレニー。
彼はお客も世の中も全て敵にまわし口から黒いものを吐く。
美しい黒い薔薇のようだ。
2009年2月11日レビュー
追記
レビューの「グッと感激セレクション」が、もう知らない、消滅という事実。
ワーナービデオの背表紙にあったんですよね。レーベルですね。ワーナーの激渋い作品ばかり、発売してたんですよね。ほか「ユナイテッドアカデミー」シリーズとかありましたね。
今2016で言うと、完璧「発掘良品」「紀伊國屋」「オンデマンド」シリーズになりますね。ビデオ屋の隅商品、皆、受注生産ですかね。
そのなかでも鮮烈な芸人映画です。
ちなみに解説
「レニーブルースは、遠い昔」というラップをフローしたのは、和製現役ラッパー、ECDです。
レニーブルースという毒舌芸人にダスティン。美しいんですよね、画面。
撮影が素晴らしくて、本作と「オールザットジャズ」はブルーレイで欲しいなぁ。紀伊國屋レーベルかなDVDね、ユニバーサルで廉価願いたい。
レニーブルースのような運動家は、いるけど政治家がいない2016かなと。
素晴らしく好きな美しい痰!
ダスティンホフマンファンは、ぜひ!