「スィート・チャリティー」「キャバレー」のボブ・フォッシー、3作目の監督作。スタンダップ・コメディアンの話だったので、ミュージカルを期待していただけに、驚きの作品。ダスティン・ホフマンのパワフルな演…
>>続きを読むコントラスト強めの白黒映像と、ジャズのリズムに乗せたシャープな演出が印象的。実在のスタンドアップコメディアンの伝記で、関係者のインタビュー証言(という体の)映像と、それに関連した様々な時系列のレニー…
>>続きを読む「皮肉なことにレニーの言葉は、現代ではさほど重罪ではない」というラストの台詞がこの映画のやるせなさの全てである…。それも、ただやるせないだけではここまでがっかりした気持ちにはならなかったと思うが、ひ…
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スベっているのかウケているのか分からないトークを軸としてレニー・ブルースの人生が紐解かれていく。今の時代だと作れないような変わった構成。ドキュメンタリータッチながら時々バキバキに決まったショッ…
起きている出来事のシーンに対応したレニーの芸を間に挿入する型破りな編集、ドキュメンタリー風の演出、ダスティン・ホフマンの凄まじい演技(これが負けてポール・マザースキーの今は誰も語ってない映画の俳優が…
>>続きを読むレニー・ブルースはいつものようにクラブで毒舌をまき散らすスタンダップコメディアン。
今日も差別用語や卑猥なネタをぶちまけるが、警察機関に目をつけられ次第に彼の周りには誰もいなくなっていく。
コメデ…
社会の偽善を暴き権力に抗う反体制のヒーローとして祭り上げられた彼ではあるが、それは偶像に過ぎなかったのではないか。うだつの上がらぬスタンダップコメディアンがやぶれかぶれで縋ったのが禁忌ネタだっただけ…
>>続きを読む実際どうなんでしょう。
官憲がめくじら立てる程のもんですかねぇ。ヒッピームーブメント同様ヤラセでしょ。
ま、そんな事はさておきブロードウェイとハリウッドの両方を制覇したBフォッシーって何者?あ、メル…
政治や人種差別、性など、タブー視されていた事柄を取り上げたスタンダップコメディアン"レニーブルース"。今作を観るまで存在を知らなかった。かなり反骨の人物だったらしいが、警察や裁判によって彼の武器であ…
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