ジムキャリー主演の名作。やっと鑑賞出来た。
ジャンルとしてはコメディなんだろうけど怖すぎる。そこら辺のホラー映画より怖かった。
生まれた時からずっと人生を全世界にテレビ中継されている男トゥルーマン。
彼の友人や恋人とされる人も皆「演技」をしていて、彼に降りかかる出来事や運命は全て仕込まれているヤラセだった。
これがもしトゥルーマンじゃなく自分だったらと思うとゾッとする。エンタメ感覚で他人の人生を消費する人間の恐ろしさと徹底的な監視社会を描いていると思った。
でも爽やかでハンサムなジムキャリー演じるトゥルーマンの物語だからこそ、映画の中の人たちも、そして視聴者である自分も飽きずに観ることが出来たんだと思う。
全ての真実を知り、現実の世界に戻る前のトゥルーマンの台詞と、ラストの視聴者の台詞が忘れられない。
また時間が経てば見返したいと思った。
圧倒的名作。
