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トレインスポッティングのhayatoのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
3.8
ジャケ写があまりにも有名すぎる映画。
初めて観賞したけど、想像していた内容とは違っていて良い意味で裏切られた。

薬物依存の若者の青春と葛藤。刹那的な恋と、ヘロインに堕ちていく主人公レントン。
冒頭の疾走感溢れるシーンと音楽が最高で、90年代特有の画質というかザラついた質感が良かった。

レントン坊主なのにかっこよすぎ。スパッドも愛嬌があって根はいいやつなのが伝わってくるし、ダイアンは最高にキュートだった。
キャラクターみんな良い味出してる奴ばっかりで、観ていて飽きなかった。

レントンが見た赤ちゃんの幻覚が怖すぎてトラウマになりそうだったし、薬物依存から中々脱することが出来ない様子がリアルだった。
あと、結構汚いシーンもあるから食事中には絶対観ない方がいい。要注意。

人生は選択の連続。何を選び、どう行動するかは自分次第。
この物語は最後どういう風に着地するのだろうと思って観てたら、ラスト10分くらいの展開が最高すぎて膝を打った。
また時間が経てば観返したい作品。

続編のT2も観てみよう。
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