マークゼロ作品一番乗り。
日蝕の日にある街で起こった大量殺人。そして15年後の日蝕の日、再び悪夢が起こる。
あの日、大量殺人を犯し自殺した父親の復讐と、その意思を継ぐ娘が壮絶な戦いへと踏み出す。
といった内容のアクションホラー作。
「本作にはグロテスクなシーンが含まれております」と、Ｂ級・低予算見え見えの作品によく言うわと、甘く構えていましたが、後半結構な描写があってちょっとびっくり。
ただ、映像自体ががぐちゃぐちゃで何を映しているのかよくわかりませんでしたが・・・
全体的なクォリティは、このパッケージからもお察しの通り。且つ本作については、役者の声が小さく聞き取り難い。
引いた画での台詞はもう何言っているのか全く分からない程。こっち系かぁ～と、そのクォリティに呆れてしまうＢ級作品あるある。
更に酷いのは役者の華のなさ。
どっかから拾ってきたおばさんと、禿おやじが、だるっだるの体でアクションを繰り広げる。
反して適役のシザーハンズ！？が、かなりのイケメンと、主人公と敵の配役明らかに間違えているだろ！と突っ込みたくなった。
因みに一番笑ったシーン。
町で起きた大量殺人の真実が語られる。更にそこで父親が受けた悲劇・・・
「カッコー」「カッコー」
直後、突然の母親の死に悲しむ主人公。
「カッコー」「カッコー」
環境音を編集していないから、挿入されたＢＧＭも、悲しみに暮れる映像もカッコウのなき声ですべて台無し。
こんなのどかなホラーは観たことがなかった（笑）
