ビターチョコ

時をかける少女のビターチョコのネタバレレビュー・内容・結末

時をかける少女(1983年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「♪桃栗さんねぇ~ん、柿はーーーーーーちねんっ」
この映画は、原田知世の映画。
アイドル映画。
私にとって、とても懐かしい映画。
そして、とても良い映画。

●あらすじ
平凡な少女が、何度も時間を飛び越えるようになって…。

原作が、SF小説家の筒井康隆。彼が、ジュブナイル小説(10代のための青春小説)として書いた小説で何度も映画化されたが、その最初がこの1983年公開の映画。

数年前に再見した。
とても懐かしく、とても楽しい時間だった。
そして、何度も泣けるのだ。どこで泣くかは書かないけれど。

原田知世の演技は稚拙だ。だからこそ、この映画には価値がある。稚拙であればあるほど「良い!」のだ。だから当然、EDも楽しいのだ。悶絶するのである(とても楽しくだが)。

悶絶とは?
もだえ苦しんで気絶すること。

●大林宣彦監督
いま、大林宣彦監督の訃報を知った。
死因は肺がんで、闘病生活だったらしい。
大林宣彦監督、良い映画をありがとうございました。